PROJECT

荻窪の住宅

建物概要

用途
住宅
構造
鉄骨3階建て
規模
延床109m²
業務
設計および工事監理
構造設計
柴村豊士構造設計事務所
施工
宝建設

CONCEPT

事務所を併用した鉄骨3階建ての自邸。
バスの往来が激しい通りに近接した立地であるため、外部の喧騒を防ぎつつ快適な居住空間を確保することをコンセプトに計画した。1階に事務所、2階に寝室と浴室を配置し、3階はロフトや屋上テラスと一体的な空間である開放性の高いLDKとした。
外壁はカラーガルバリウム鋼板葺きで、モノコックでシンプルな印象のデザインとし、室内は対照的に白壁と木のぬくもりが感じられる柔らかな自然素材を選択した。
外壁下地には高い断熱性能があるフェノールフォームを採用し、壁内結露を抑えるために外断熱工法を施している。各階2方向に窓を配置することで通風換気性も高めている。また、3層屋内の上下温度差を抑えるため、屋根裏から1階床下まで換気ダクトで室内空気を循環させ、季節による空調機器の熱負荷低減を図っている。